国語辞典


とある地方の方から改まった謝罪のメールをもらった時のこと。

その文中で何度か「すいません」という言葉が。
前後の文脈からは申し訳ないという意志は感じとれるし。
自分の感じ方が間違っているのかな?
この「すいません」に妙な違和感が。
半笑い感と言いますか、すんまそん感といいますか。

と悶々としていたんだけど。


最近朝ドラを見ていた時、主人公が謝罪の場面で「すいません」
と、真剣な表情で使っていて。
その後も何回か出てきて。
あー天下の国営テレビジョンで使っているんだから間違ってはいないのだわ。
と思うことに。

が、どうもしっくりこない。
最近、大きな書店に行くことがあって、
ふとこの「すいません」を思いだして。
国語辞典コーナーで調べたんです。


近年、群馬県でMIFUNE / KROFUNE の受注会を、
REBEL BOOKSという本屋さんの二階でやる事が多くて。
10月もお世話になるんだけど。

新刊で個性的なセレクトと、的確に本の紹介をしてくれる。
わざわざ行って買いたい思いにさせられる本屋さん。

そこセレクトの国語辞典を買おうと尋ねたら、
「辞書は扱ってないんだけど、辞書の事について書いている本だったらあるよ。」

「辞書を買うのはそれを読んでからでも遅くないよ」って。
おっしゃるんですよ。

「辞書は三冊買うべきだ、と。これを読めば本当に三冊買ってしまいますよ。」
三冊とは、三種類のという意味。

へー面白そうと、「国語辞典の遊び方」著者 サンキュータツオ。購入。

国語辞典には編者の個性と、それぞれの言いぶんがあって、
いろいろな意見を聞くという意味で、
作者は三冊の国語辞典を。って。


その事を思い出して。
「すいません」をいろいろな辞書で調べたんです。

10種類程見たかな〜
載ってない辞書もあって。
ただ、その中でも有益な意見を聞くことが出来たんです。

・「すみません」のくだけた表現
やっぱブロークンだった。

・「すみません」のぞんざいな言い方。
そうだよ。ぞんざい!一番自分の心情に近いかも。
気が合うな、この辞書。

・「すみません」のなまった言い方。
あ、これかも知れない。
使った本人の正解はコレですね。多分。

でも、これだけの解釈が出てくるからね。

言葉遣いって難しいね。
文章でのやり取りが多い今だからこそ思います。

「国語辞典は三冊必要でした。」






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