アンヴァンシオン



カイハツ、開発。

発明。

帽子のデザインは、

長い年月を費やして、積み重ねられやり尽された高く分厚く鉄の壁のようなもの。

その壁を例え苦労して越えたとこで新たな何かに出会えるわけではない。

新しいものは、努力とか計画とか才能とか一切無視したところに潜んでいる。


「コレは いいデザインでけた」と自信満々でサンプル制作に入り、

出来上がったブツが「企画の失敗」を告げるものだった場合。

そんなブツをあれやこれや、いじくって投げ出して、

そのやり取りの中で滅多に無いことだけど、

「一気に裏返る瞬間」がある。

自分の意図を越えたものに変わる、ということ。


そーいった中からしか「発明」って生まれない。

つくづくそー思う。

そしてその時、自分の脳にどんな事が起こるとかって...

それは味わった事が無い者にしかわからない。


デザインって何か元になるブツがあって、

それをアレンジするのが当たり前のように見受けられるけど。

例えば己のデザインが、そのプロセスをすっ飛ばして、

他人にアレンジされ、

それが「志の低いただの下品」に過ぎないブツだった場合、

どんな気がする?

一度通ると二度と出て来れない下品道◎

そこに至るプロセスとか、

その記憶とか、

いったい何を残せるとか。

その積み重ねでブランドって作られていくもんだと思う。

オレに濃い酒をくれ。

オーイエー。





コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL