独創



モノを作っていると、

最初は作ること自体に快感を感じていたのだが、

世の人々に認められたいという欲求が出てきて、

あれこれ考え続けて、

「オリジナリティー」という壁が立ちはだかる。


「モノづくり」の目的が、

オリジナルの追求である。

は意識すればするほど遠のいていく。

または「アート」作品を作る目的がオリジナルの追求である。

も同じ。

なぜなら、

「オリジナル」を他者から認められる前に、

自分で認識しなければならないからだ。


「これは世の中に無い」を作った後に思えるか?

既に存在するデザインやアートに関して知れば知る程、見れば見るほど。

好きなデザイナーやアーティストが増えれば増えるほど。

ましてや、作る前にそれを判断しなければならない時、

誰かが既にやっている。


「絶望だろ。」

これは。


何も知らない奴はかわいそうだ。

何も知らない奴は幸せだな。である。


アートを諦めた時点で何か「終わった」

後ろめたさの真っ只中、生きる術としての「デザイン」の世界に入って。

その中で、これまで全く見えて無かった世間との関わりを密に感じながら、

なんだったんだろう?と思い出せないぐらい没頭していた、かれこれ10年。


デザインを考える

どう作るか考える

どう伝えれば職人の人に作ってもらえるか考える

どうすれば価格が見合うか考える

オーダーがたくさん入る

報われる

オーダーが入らない

お客さんのことを考える

思い直す

オーダーがたくさん入る

報われる

的なことを世の中というものに翻弄されながら繰り返してきたわけだけど。



この1〜2年は、コレまでのMIFUNE/KROFUNEのデザイン、

を見直して修正してもう一度、出してみる。

をやっているのだが。


なかなかどうして、

しっかりとそこに「オリジナリティー」

が存在していた。


そもそも、日々「なんで我は帽子のデザインを考えているのだろう?」

という疑問。

それ自体にオリジナリティーを感じてしまう。










コメント

ことば操るの上手ですよね
それも、文字だけなのにマンガ的に。
喋るとニュアンス勝負だけどね。
おもしろいなー。

日々、ことばと格闘中なのでそんな視点。。

  • C4
  • 2013/06/08 13:14

お褒めいただいて光栄です◎
喋りは即興ですもんね。
直せない。けど、忘却が救い。
文章は残る。けど、直せる。
我は喋るの苦手です。

  • mtrkyb
  • 2013/06/08 14:06
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